不動産(土地・建物)を売買する機会は、ほとんどの方がそう多くありません。ですが、確認しておくポイントがたくさんありますので、ここでは、そのポイントと実際に売買するときの流れをまとめてあります。
不安な点もあるかと思いますが、参考にして頂ければと思います。
不動産購入の流れ ◆ 不動産売却の流れ
step1資金計画をたてる
現在の収支を確認し、ご自身がどの程度の支払いなら払っていけるのか?自己資金をどのくらい用意できるのか?確認しましょう。
新しい生活が始まる時は、物件の価格以外にも様々な経費がかかります。
売買契約時諸費用には印紙税・登記費用・固定資産税・都市計画税・不動産取得税・仲介手数料等があります。
その他に、建築費用・火災保険料・引越費用・新しい家財等も計算して資金計画にいれましょう。
step2物件を探す
希望のエリア・種類を決めましょう。お子様の学校区が優先なのか、勤務先優先なのか、悩ましいポイントです。
ある程度希望がまとまってきたら不動産会社に相談しましょう。色々な物件を紹介してもらい情報を集めます。またインターネットやチラシで探してみるのもアリですね。
新築でお家を建てたい方は、土地探しと同時に建築会社も検討し始めるとスムーズに計画を進めやすくなりますよ。
何に住みたいのか、新築住宅、中古住宅、新規分譲マンション、中古マンション等によって手続きや諸費用に違いがでます。
step3現地の確認
気になる物件が見つかったら必ず現地を確認しましょう。
隣り近所・道路と敷地の関係・周辺環境などをしっかり確認しましょう。
step4購入のお申込み
販売代理を行う不動産会社に物件を買う意思表示をしましょう。申込書を記入して提出する必要があります。気に入った物件がみつかったのに、この意思表示をしていないと他の人に買われてしまう事もあります。
step5売買契約
重要事項説明(物件の説明)を不動産会社の宅地建物取引士から受け、売買契約を行います。この時に手付金として一般的に売買代金の10%~20%程の契約金を支払います。
step6住宅ローン手続き(住宅ローンを利用する場合)
売買契約を結んだら住宅ローンの正式な手続きを行います。購入物件が中古物件であれば、実際に購入できるか、事前に銀行に借入の審査を受けます。新築の場合は、建築費の見積りも必要になります。
step7物件の引渡し
売買価格の残りの代金を支払し、司法書士に不動産の所有権を移してもらいます。建築工事や内装工事、お引越しもこの日から行えます。